今注目したい省エネで空調などの無駄を省くビジネスモデル

社会的責任

日本は第二次産業が急激に発達した時期がある。
それが高度経済成長期であり、化学薬品や造船技術、そして工業製品などが次々と生み出され、世界へと輸出されていった。
高度経済成長で急激に成長した企業は今でも経済界に多大な影響を与えており、日本だけでなく世界企業に成長した企業も数多い。
第二次産業には必ず工場が必要とされる。
高度経済成長期にはこうした工場がいくつも建設され、多くの人がそこで働いていた。
近年は高度経済成長期よりも少しずつ状況が変化している。
状況が変化したことが分かりやすい一つの例が、今までは生産性を追い求めるのが重視された工場が、今では省エネなどの効率性が代わりに重視されるようになったということである。

工場に省エネといった視点が取り入られるようになったのは、それほど昔のことではない。
特に工場が社会的責任を果たすということは、1960年代の郊外問題から重要視されてきた。
生産性を追い求めるばかりに工業廃棄物が垂れ流しされるという状況が改善され始めたのがこの時期で、周囲の安全を守るのが企業の役目となっていった。
そして、環境問題は一つの地域で起こっている公害のみの問題ではなく、地球という大きな視点から見ることでもある。
これによって省エネが話題になっていった。
省エネが話題になったのは、近年の東日本大震災がきっかけでもある。
原発や今ある化石燃料を使った発電では、日本全体の電力が不足してしまう。
このため、新たなエネルギーを生み出すよりも、工場などで無駄に使われている電気を省エネするという方向に経済界全体がシフトしていった。

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